126日目。

2002年12月20日
今日の予定

・実験(constrction 細胞)

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ぼくは、メインブラウザーにoperaを使っているのだが、このopera。最近versionが7になってからの進化がすさまじい。(といっても、ぼくがつかっているのは6.01からなのでたかだか数ヶ月なのだが。)

昔、IE5.01を使っていた頃は、ブラウザーなんてなんでもおなじじゃないの?と思っていたのだけど、今ではもう絶対に戻られないと断言できる。

まあ、世間でこのoperaを使っている人は0.8%らしいので、そういうマイナー感がよいのかもしれない。(もちろん、抜群の機能性も伴った。)

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先日、研究室のひと(2人)が、EMBOというjournalに投稿していた論文2報がどちらもreject(掲載不許可)されて返ってきた。

そのいずれも実験報告でその内容を聞く限りにおいては素晴らしい内容だと思っていたので、少なからずショックを受けた。


サイエンスにおいて、求められる内容とは新規性とインパクトであり、その2点をどれだけアピールできたかが重要なことである。

現在、細胞生物学や分子生物学の分野では、その解明されるスピードがここ10年くらいで100倍くらいにアップしているとともに、その分野の細分化が進んでいる。
つまり、論文を査読するときに厳密な意味での専門家が当たらない可能性があるわけである。

・・・まあ、そうしたひとにでも、間違いなく面白いと思わせる内容の研究をすればいいだけのはなしなんだけどね。(それができないのがジレンマにつながる。)

で、自分の研究がどれほどのものなのか、幾ら客観的に眺めようとも、その実際にreviewerが眺めるのとは温度差が生じる。もちろん、自分の研究については自分が世界で一番の専門家なのだから、どこが売りでどこが駄目なのか一番よく分かっているのだけどね。

あと、もうひとつ書き忘れてたこと。
author(corresponding author:つまりボス)の政治力。
例えば、とてつもない発見で、当時の概念を覆すようなものだった場合、名前の無い日本人が投稿したところでなかなか信じてもらえないものらしい。
実績って大事ということです。。。

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先日(18日)、ラボの忘年会だった。

町田の汁べゑという店だったのだけど、日本酒が竹に入れられて出されてきた。もちろんおちょこも竹。こういう簡単にできる工夫を、きちんとできている店は評価高くなるわけです。(食事の出てくる段取りは悪かったけれど。)

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昨日(19日)、研究室に行く気がしなかったので、ひさびさに全休にして、ごろごろしたりゲームしたりテレビ見たり小説読んだり適当に撮り溜めたビデオを見たりした。

そのビデオを見ている過程で、2001年度のF1総集編を発見。でね、思ったのは、やっぱり「ミハエル・シューマッハ+フェラーリ」は別格だということ。(さらに今年は別次元だったわけだけれど。)
かつて、古館伊知郎がミハエル・シューマッハの走りを「ターミネーター走法」と称したわけだけけれど、言いえて妙なり。本当に隙がないもんなー。

今年の総集編も録画できたらいいと思う。(で、1年後にまた同じように2002年のことを思い出せたらすごくよい。)
(→29日26時5分から。)

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