ジャパンカップを観戦した。
2004年10月25日 スポーツ栃木の宇都宮市で、日本で行われる自転車ロードレースの中で最高峰の大会であるジャパンカップが行われたので観戦してきました。
何しろ自転車ロードレースの知識はツールドフランスとか世界選手権のビデオとかネットで知ることのできる文字情報でしか手に入れることができないわけで、もちろん生レースを見るのは初めて。しかも今回は今年のジロデイタリア(3大ツールと呼ばれる世界で最も権威のあるステージレースのうちのひとつ)で優勝し、先日UCIランキングでトップに立ったクネゴという23歳の選手も来日するということもあって、かなりの興奮度で研究室の後輩ひとりを誘い、別の後輩の実家が宇都宮にあるということを最大限に利用させて頂いてもらったということでした。
で、そんな素人故に、いろいろと準備不足な点が観戦を終えた後で気づいたので自分用メモとして羅列します。
・AMラジオは必須だ。
→レースの舞台となった宇都宮森林公園・14Kmを30分足らずで1周するので非常に都合のいいリズム感で観戦できたのだけど、自分が見ていない部分でどのような展開が起きているのかを知ることが出来ないのが少しもどかしい。ところが地元のAMラジオ局で生放送が配信されておりこれを聞けば大体の流れがつかめるのでよいと思いました。
・写真を上手に撮るのは難しいので、あきらめて動画を撮れ。
→昨今、デジカメは非常に普及しているわけで、今回も皆さんコンパクトデジカメから本格的な一眼レフタイプまでいろいろあったわけなんですけれども、まあ、ぼくは素人さんなのでそんなに上手に撮れないわけなんです。そもそも50km/hくらいのスピードで走っているものをブレなく撮るのは難しいと思うんですよ。なので、ちょっと割り切って動画を撮れという話なんです。ぼくのもっているDSC-MZ3というデジカメは動画を撮るのに関しては結構適しているわけなので。それでも写真を撮りたい場合、例えばスタート前とか選手が動いてないときは写真のほうが都合がいいかも。動いてなかったらピント合わせるのも楽だし。動いているときは連射モードにして数打てば当たる方式でいくのがベターか?(ただ、コマごとの撮影間隔は割りと長めにしておくのが吉。というのも短いとワンセットの撮影が終わるとメディアへの書き込みが行われるため、チャンスを逃すことになりがち)→(というか、写真は趣味でやっているひとが近くにいるんだから、その人に頼めばよかったと思った。)
・AH-K3001Vは宇都宮森林公園では使えない。
→PHSの弱さというか、、、電波が入っていませんでした。これが使えたらネットにつないで実況放送とかが確認できたのにとかなり無念でした。
まあ、そんな感じなんですけれども、逆によかった点ももちろんあったわけで。レース自体の素晴らしさ、つまり本物のスピード感とあまりにも身近を走る距離感、お金があんまりかからないこと、スタンド席と一部の立ち入り禁止区域以外は自由にどこで観戦してもよいこと、とか。
できれば来年も行きたいと強く思ったわけです。(ジャパンカップの質が保たれればよいのだけど)
追記
http://d.hatena.ne.jp/honkaku/20041024
ぼくの場合、同伴している後輩たちの意向(いろは坂へのドライブ)もあってレースが終わってさっさと帰ったのだけれど、チームのテントが並んでいるところへ行くとさらにお楽しみがあったらしい。自転車競技って選手と観客との距離感は近いなあ。。。
何しろ自転車ロードレースの知識はツールドフランスとか世界選手権のビデオとかネットで知ることのできる文字情報でしか手に入れることができないわけで、もちろん生レースを見るのは初めて。しかも今回は今年のジロデイタリア(3大ツールと呼ばれる世界で最も権威のあるステージレースのうちのひとつ)で優勝し、先日UCIランキングでトップに立ったクネゴという23歳の選手も来日するということもあって、かなりの興奮度で研究室の後輩ひとりを誘い、別の後輩の実家が宇都宮にあるということを最大限に利用させて頂いてもらったということでした。
で、そんな素人故に、いろいろと準備不足な点が観戦を終えた後で気づいたので自分用メモとして羅列します。
・AMラジオは必須だ。
→レースの舞台となった宇都宮森林公園・14Kmを30分足らずで1周するので非常に都合のいいリズム感で観戦できたのだけど、自分が見ていない部分でどのような展開が起きているのかを知ることが出来ないのが少しもどかしい。ところが地元のAMラジオ局で生放送が配信されておりこれを聞けば大体の流れがつかめるのでよいと思いました。
・写真を上手に撮るのは難しいので、あきらめて動画を撮れ。
→昨今、デジカメは非常に普及しているわけで、今回も皆さんコンパクトデジカメから本格的な一眼レフタイプまでいろいろあったわけなんですけれども、まあ、ぼくは素人さんなのでそんなに上手に撮れないわけなんです。そもそも50km/hくらいのスピードで走っているものをブレなく撮るのは難しいと思うんですよ。なので、ちょっと割り切って動画を撮れという話なんです。ぼくのもっているDSC-MZ3というデジカメは動画を撮るのに関しては結構適しているわけなので。それでも写真を撮りたい場合、例えばスタート前とか選手が動いてないときは写真のほうが都合がいいかも。動いてなかったらピント合わせるのも楽だし。動いているときは連射モードにして数打てば当たる方式でいくのがベターか?(ただ、コマごとの撮影間隔は割りと長めにしておくのが吉。というのも短いとワンセットの撮影が終わるとメディアへの書き込みが行われるため、チャンスを逃すことになりがち)→(というか、写真は趣味でやっているひとが近くにいるんだから、その人に頼めばよかったと思った。)
・AH-K3001Vは宇都宮森林公園では使えない。
→PHSの弱さというか、、、電波が入っていませんでした。これが使えたらネットにつないで実況放送とかが確認できたのにとかなり無念でした。
まあ、そんな感じなんですけれども、逆によかった点ももちろんあったわけで。レース自体の素晴らしさ、つまり本物のスピード感とあまりにも身近を走る距離感、お金があんまりかからないこと、スタンド席と一部の立ち入り禁止区域以外は自由にどこで観戦してもよいこと、とか。
できれば来年も行きたいと強く思ったわけです。(ジャパンカップの質が保たれればよいのだけど)
追記
http://d.hatena.ne.jp/honkaku/20041024
ぼくの場合、同伴している後輩たちの意向(いろは坂へのドライブ)もあってレースが終わってさっさと帰ったのだけれど、チームのテントが並んでいるところへ行くとさらにお楽しみがあったらしい。自転車競技って選手と観客との距離感は近いなあ。。。
伸身の新月面の描く放物線は栄光への掛け橋だ。
2004年8月17日 スポーツ朝までずーっと体操を見続けて大正解だったという話でした。
体操男子団体は、予選でも1位と非常に好調だったこともあり大いにメダルが期待されていたとはいえ、金メダル。すごい。
最初の床の演技はかなり固いかなあと思ったのだけど、その後の鞍馬以降は気負った様子のない自然体の演技で順調に点数を伸ばしていく。最終種目の鉄棒を迎えた時点で日本は2位。1位のルーマニアとは、3位のアメリカも含めて非常に僅差だっただけにどうなることかとどきどきしたけれども、ルーマニア、アメリカともミスで自滅するのとは対照的に落ち着いた素晴らしい演技。
もちろん緊張はすごい感じているのだろうけれど、表情からは押しつぶされている様子は全く感じられず自信に満ち溢れた日本の選手たち。むしろ見ているこちらのほうしか手に汗をにぎって緊張していないのではないかという不思議な気分になったわけです。
見事、金メダル。本当におめでとうといいたいです。
参考
特に詳しく解説してらっしゃいます。
http://d.hatena.ne.jp/encyclopector/
体操男子団体は、予選でも1位と非常に好調だったこともあり大いにメダルが期待されていたとはいえ、金メダル。すごい。
最初の床の演技はかなり固いかなあと思ったのだけど、その後の鞍馬以降は気負った様子のない自然体の演技で順調に点数を伸ばしていく。最終種目の鉄棒を迎えた時点で日本は2位。1位のルーマニアとは、3位のアメリカも含めて非常に僅差だっただけにどうなることかとどきどきしたけれども、ルーマニア、アメリカともミスで自滅するのとは対照的に落ち着いた素晴らしい演技。
もちろん緊張はすごい感じているのだろうけれど、表情からは押しつぶされている様子は全く感じられず自信に満ち溢れた日本の選手たち。むしろ見ているこちらのほうしか手に汗をにぎって緊張していないのではないかという不思議な気分になったわけです。
見事、金メダル。本当におめでとうといいたいです。
参考
特に詳しく解説してらっしゃいます。
http://d.hatena.ne.jp/encyclopector/
アテネとエンタの神様の二者択一。
2004年8月15日 スポーツいよいよアテネオリンピックが開幕し、朝〜夕は高校野球、夕〜深夜はオリンピックと殺人的スケジュールを与えられ、実験もままならなくなってしまいそうな予感ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨日も、開幕したばかりだと言うのに目玉競技が目白押しで、特に柔道はタワラちゃんこと谷亮子選手と野村忠宏選手という最も金メダルを獲れる可能性が高い種目と言うことで思わず見てしまいました。が、ちょうど野球の延長でエンタの神様における波田陽区(ギター侍)と谷選手の決勝がかぶってしまい、思わずギター侍を優先してしまった次第です。こんなことでは、世の中にたくさんいる谷選手のファンとは口が裂けても言えないなと反省しております。>gamellaさん。
でも、でも、試合の後半は見ることが出来たし、谷選手感動のインタビューが始まったと思いきや、野村選手の試合がカットインしてきたのにはお茶噴きでしたよ。。。
また、夜中に北島康介選手の準決勝の様子を見ていたら、そのまま体操男子団体の予選が始まってしまい、異様にCMが多く非常にフラストレーションのたまる放送にまんまと引っかかってしまったとここでも非常に反省してしまいました。しかもフジテレビのアテネ放送はCMにいく前に森山直太郎が流れるので危険なので、CMを察知して別の番組を雑品具する必要性を大いに感じました。ちなみに、体操男子は非常に好調みたいなのでメダルの可能性が大いにあると思いました。
昨日も、開幕したばかりだと言うのに目玉競技が目白押しで、特に柔道は
でも、でも、試合の後半は見ることが出来たし、谷選手感動のインタビューが始まったと思いきや、野村選手の試合がカットインしてきたのにはお茶噴きでしたよ。。。
また、夜中に北島康介選手の準決勝の様子を見ていたら、そのまま体操男子団体の予選が始まってしまい、異様にCMが多く非常にフラストレーションのたまる放送にまんまと引っかかってしまったとここでも非常に反省してしまいました。しかもフジテレビのアテネ放送はCMにいく前に森山直太郎が流れるので危険なので、CMを察知して別の番組を雑品具する必要性を大いに感じました。ちなみに、体操男子は非常に好調みたいなのでメダルの可能性が大いにあると思いました。
「FOR THE FLAG 野球日本代表 夢と栄光への挑戦」を購入した。
2004年7月27日 スポーツ
野球日本代表が去年行われたオリンピックアジア最終予選に挑む姿をドキュメント形式で内側から迫った作品。
というわけで、この前から欲しかったのですけど、ついにAmazonに陥落してしまいました。で、内容なのですけれど、どうしてもこの作品の場合ぼくが傑作だと思っている「六月の勝利の歌を忘れない」と比較してしまうと物足りなさが残ってしまうような気がしました。単純にこちらは1枚組みで「六月〜」のほうは2枚組みだという事実以上にカメラの迫り具合が足りないような気がするわけです。多分、想像するに、この作品アテネでのオリンピックが終わるまでを組み込む予定だったのではないのでしょうか?それが長嶋監督の緊急事態で見切り発車したのでは?
このDVDを見てもう一つ思ったのは、長嶋監督が良くも悪くもまさにチームの中心であること。正直出てるオーラが違う。ただ老けたなーということも。それだけ日本の野球が長嶋監督個人にどれだけ依存しているかということなんだろうな。もちろん選手も一流の選手ばかりなんだけど、その老いた長嶋監督のオーラに負けているわけで。
そういう意味では長嶋監督のいないアテネオリンピックというのは日本の野球の本当の集大成の場なのでしょう。きっと。
というわけで、この前から欲しかったのですけど、ついにAmazonに陥落してしまいました。で、内容なのですけれど、どうしてもこの作品の場合ぼくが傑作だと思っている「六月の勝利の歌を忘れない」と比較してしまうと物足りなさが残ってしまうような気がしました。単純にこちらは1枚組みで「六月〜」のほうは2枚組みだという事実以上にカメラの迫り具合が足りないような気がするわけです。多分、想像するに、この作品アテネでのオリンピックが終わるまでを組み込む予定だったのではないのでしょうか?それが長嶋監督の緊急事態で見切り発車したのでは?
このDVDを見てもう一つ思ったのは、長嶋監督が良くも悪くもまさにチームの中心であること。正直出てるオーラが違う。ただ老けたなーということも。それだけ日本の野球が長嶋監督個人にどれだけ依存しているかということなんだろうな。もちろん選手も一流の選手ばかりなんだけど、その老いた長嶋監督のオーラに負けているわけで。
そういう意味では長嶋監督のいないアテネオリンピックというのは日本の野球の本当の集大成の場なのでしょう。きっと。
ツール観戦にスポーツバーに行こうと誘われたが。
2004年7月21日 スポーツうちの研究室にはぼく以外にもうひとりツールドフランスをチェックしているひとがいて、その彼から今日のラルプドゥエズの山岳TTをスポーツバーに見に行きましょうよと誘われていたのだけど、結局断ってしまった。
その理由は3点。ひとつは観戦に行ってしまうと終電がなくなってしまうこと。それに伴って終電を気にしないためには自転車で行く必要があってそのために学校に自転車で来る必要があったのだけど、ここ数日の暑さは尋常ではなかったこと。そして最後のポイントは、レース自体の行方がほぼ確定してしまったこと。つまりランスアームストロングが前日のレース(しかも磐石のレース運び)でマイヨジョーヌを手に入れてしまったこと、ライバルたちがほとんどいなくなってしまったこと、ランス自体タイムトライアルに強くて山岳にも強くなおかつ今ツールは好調なので波乱の要素がないこと。。。
むしろ観に行くのだったら昨日のウルリッヒアタックのような展開が期待される山岳ステージとか昨年の第19ステージのようなタイムトライアルとかがよいというわけです。
その理由は3点。ひとつは観戦に行ってしまうと終電がなくなってしまうこと。それに伴って終電を気にしないためには自転車で行く必要があってそのために学校に自転車で来る必要があったのだけど、ここ数日の暑さは尋常ではなかったこと。そして最後のポイントは、レース自体の行方がほぼ確定してしまったこと。つまりランスアームストロングが前日のレース(しかも磐石のレース運び)でマイヨジョーヌを手に入れてしまったこと、ライバルたちがほとんどいなくなってしまったこと、ランス自体タイムトライアルに強くて山岳にも強くなおかつ今ツールは好調なので波乱の要素がないこと。。。
むしろ観に行くのだったら昨日のウルリッヒアタックのような展開が期待される山岳ステージとか昨年の第19ステージのようなタイムトライアルとかがよいというわけです。
2004ツールドフランスとか。
2004年7月15日 スポーツツールもついに第10ステージ終わっちゃいましたよ。でもってついに山岳始まっちゃいましたね!
ペタッキが1勝もできずに帰っちゃいましたけど、ジロで9勝もしているわけでピークをそちらに持っていっていたということなんでしょうね。
ぼくが先日書いた文章で、今年はマヨに注目すべきというごく平凡な意見を述べていたのだけど、マヨは平地でかなり遅れてしまって結構厳しい状況。。。まあ山岳がたっぷり残っているのでまだまだ何がおこるかわからないのですが。
うわー。明日の第12ステージが今からすごい楽しみですよ。
追記
と、書いたのだけど、マヨは総合でアームストロングから5分27秒差。いくらクライマーといえど。。。一方ウルリッヒは55秒差。その他ハミルトン43秒。セビリヤ51秒。などなど。そういう意味ではどこまでボクラーがマイヨジョーヌを守れるかというところなのかな。
ペタッキが1勝もできずに帰っちゃいましたけど、ジロで9勝もしているわけでピークをそちらに持っていっていたということなんでしょうね。
ぼくが先日書いた文章で、今年はマヨに注目すべきというごく平凡な意見を述べていたのだけど、マヨは平地でかなり遅れてしまって結構厳しい状況。。。まあ山岳がたっぷり残っているのでまだまだ何がおこるかわからないのですが。
うわー。明日の第12ステージが今からすごい楽しみですよ。
追記
と、書いたのだけど、マヨは総合でアームストロングから5分27秒差。いくらクライマーといえど。。。一方ウルリッヒは55秒差。その他ハミルトン43秒。セビリヤ51秒。などなど。そういう意味ではどこまでボクラーがマイヨジョーヌを守れるかというところなのかな。
ツールドフランスがはじまる。
2004年7月3日 スポーツいよいよ今日からツールドフランスが始まりますよ。
今年は、ラボの後輩に頼んで、録画の準備もばっちりで、正座して今か今かと待ち望んでいるわけです。
今年の見所は、アームストロングが未だ誰も成し遂げたことのない6連覇を達成できるかどうかということ。ツールの前哨戦となるドーフィネリベレにおける、モンバントゥーの山岳タイムトライアルでイバン・マヨに惨敗してしまったこと、昨年5連覇を達成したときもその勝ち方がかなり危なっかしい勝ち方であったことから、その力に翳りが見え始めていると言われているけれども、ただ、山岳をこなせて、タイムトライアルで強く、アシストが磐石であるということからも、バランスが最も整っていることからも優勝候補の最右翼であることには間違いがないというはなし。(ただ、そのブックメーカーがつけたであろうアームストロングのオッズ1.8倍というのは少々人気を被り過ぎているきらいがあると思われるが。)
世間一般的な2番手は多分ウルリッヒだと思われるけれども、今年に関して言うならば前哨戦でアームストロングを破ったマヨが優勢ではないか?ただ、アームストロングに対して、マヨはタイムトライアルで分が悪く、ウルリッヒは山岳をこなす能力において劣っていると思われるからその点を克服できるかによる。
勝負は山岳に入る第10ステージ以降(しかも登りゴールの第12ステージ)だろうから、総合争いの楽しみは当分先だなということ。(もちろんTTTは総合争いに直に関わるけれども)
今年は、ラボの後輩に頼んで、録画の準備もばっちりで、正座して今か今かと待ち望んでいるわけです。
今年の見所は、アームストロングが未だ誰も成し遂げたことのない6連覇を達成できるかどうかということ。ツールの前哨戦となるドーフィネリベレにおける、モンバントゥーの山岳タイムトライアルでイバン・マヨに惨敗してしまったこと、昨年5連覇を達成したときもその勝ち方がかなり危なっかしい勝ち方であったことから、その力に翳りが見え始めていると言われているけれども、ただ、山岳をこなせて、タイムトライアルで強く、アシストが磐石であるということからも、バランスが最も整っていることからも優勝候補の最右翼であることには間違いがないというはなし。(ただ、そのブックメーカーがつけたであろうアームストロングのオッズ1.8倍というのは少々人気を被り過ぎているきらいがあると思われるが。)
世間一般的な2番手は多分ウルリッヒだと思われるけれども、今年に関して言うならば前哨戦でアームストロングを破ったマヨが優勢ではないか?ただ、アームストロングに対して、マヨはタイムトライアルで分が悪く、ウルリッヒは山岳をこなす能力において劣っていると思われるからその点を克服できるかによる。
勝負は山岳に入る第10ステージ以降(しかも登りゴールの第12ステージ)だろうから、総合争いの楽しみは当分先だなということ。(もちろんTTTは総合争いに直に関わるけれども)