25にもなって収入がないというのは、一般社会においては非常に意味のわからない事態であるけれども、こと、博士課程の学生にとってはそれはマジョリティーな事態であるのが困った現実である。

それでも、博士課程の学生だって、霞食って生きていくわけにはいかないので当座の生活資金が必要なわけで、その調達の一例が旧・日本育英会の奨学金と返還免除制度だったのだけど、それが廃止されてどーするよというのが悲しい現実なわけです。

ぼくの場合は、修士のときにきぼう21プランという、返還を利子付きで必ずしなければならない奨学金を既にもらっているので、もし仮に博士課程でも奨学金を貰うものの新設された条件付返還免除の条件をクリアできない場合、きぼう21プランと博士課程での奨学金の2重支払いが始まるわけで、かなりありえないことになるわけです。

ということで、当面は、いくら貰うことが出来るか不明のCOEと免除される保証のない授業料免除に賭けていく所存ですよ。(もちろん、学振を貰うことができるのであれば、こうしたジレンマは一気に解決するのだけど。。。)

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