89日目。
2002年11月13日今日の予定
・実験(western lysate回収 miniprep ligation 細胞継代)
-------------------------------------------------------
実験の待ち時間、ネットをうろうろしていて代筆サイト(http://web.teglet.co.jp/naoko2/index.php)を目にした。この代筆機能を使って作ってみた替え歌。(戦隊モノエンディング・バラード調)
--
●1番
嫌いなんだよ、RI(放射線) 心の中では誰だって
うまくやりたいと思っている 自由に生きてなにが悪い
われわれ 自分に嘘などつかないさ
いつかは倒すぞ
ゆけ ダメデータ 目的を果たすその日まで たたかえ
●2番
いやな奴だよ、見えないバンド 心の中では誰だって
うまくやりたいと思っている 自由に生きてなにが悪い
われわれ 自分の好きに生きるのさ
いつかは破るぞトランスフェクション!
ゆけ ダメデータ 目的を果たすその日まで たたかえ
●3番
恨みはふかい、実験報告 今日もダメデータは倒されて
この次こそはと呟いた かならず倒すぞ、実験報告
われわれ 自分のために戦うのさ
いつかは倒すぞ
ゆけ ダメデータ 目的を果たすその日まで たたかえ
--
こんなくだらないことで夜はふけてゆくのでした。
・実験(western lysate回収 miniprep ligation 細胞継代)
-------------------------------------------------------
実験の待ち時間、ネットをうろうろしていて代筆サイト(http://web.teglet.co.jp/naoko2/index.php)を目にした。この代筆機能を使って作ってみた替え歌。(戦隊モノエンディング・バラード調)
--
●1番
嫌いなんだよ、RI(放射線) 心の中では誰だって
うまくやりたいと思っている 自由に生きてなにが悪い
われわれ 自分に嘘などつかないさ
いつかは倒すぞ
ゆけ ダメデータ 目的を果たすその日まで たたかえ
●2番
いやな奴だよ、見えないバンド 心の中では誰だって
うまくやりたいと思っている 自由に生きてなにが悪い
われわれ 自分の好きに生きるのさ
いつかは破るぞトランスフェクション!
ゆけ ダメデータ 目的を果たすその日まで たたかえ
●3番
恨みはふかい、実験報告 今日もダメデータは倒されて
この次こそはと呟いた かならず倒すぞ、実験報告
われわれ 自分のために戦うのさ
いつかは倒すぞ
ゆけ ダメデータ 目的を果たすその日まで たたかえ
--
こんなくだらないことで夜はふけてゆくのでした。
86日目。
2002年11月10日今日の予定
・実験(sequencing reprobeしたmembraneのwestern)
・食事
-------------------------------------------------------
pSilencerのconstructionなのですが、設計したprimerが悪かったのかsequenceが読めないという事態に。とりあえずreverseのprimerも設計しておいたのでそれを使って読んでみることに。
意外とoligoをそのままligationするのもカットチェックできないとかデメリットあるなあ。。。
-----------------------------------------------------
先日から行っているA⇔B⇔Cの実験。IP-Western(Aで落としてCで見る)で結合を確認したいのだけれど、今日も失敗。そりゃそうか。基本的にαとβが結合するとして、αで落としてβで見ようとした場合、用いた1/10くらいしか結合になって見えてこないというのだから、今回の実験のように3つの蛋白質を用いた場合、1/10*1/10で存在する1/100くらいしか見えてこない勘定になるわけで、見えないというのも道理。
この解決策として過剰量のBを用い、その結合を確認することにした。言ってみれば苦肉の策。vivoの生体内の反応ではなく、vitroの試験管内での結合実験となってしまうために説得力は弱くなってしまうけれど、見えないよりはよいかと。そんなわけでBにHis-tagを結合させて大腸菌で大量精製させるようなconstructを設計して完成しました。来週実際に発現させて結合実験に用いてみようと思った所存。
(・・・つーか、HA-Cの発現量が弱すぎる!これがなんとかなれば問題は一気に解決するのに。)
-----------------------------------------------------
今日、家に帰るとき、一緒に電車に乗り合わせた同僚のM1とぼくの研究室で行っているような研究を行う研究者にとって必要な能力とは何か?という話題になった。
その結果。
1.精密性
(実験を精密に行うことができること。)
2.構成力
(出た結果を考察してその結果を発展させるような実験を組んだり、モデルをきちんと組むことができること。)
3.根気
(よい結果が出なくとも切れずに忍耐強く実験を行うことができること。あとスタミナ豊富かどうかも。)
4.運
(一番重要。けれどこの要素はモノにしようと思ってできるものではない。)
後、思いつくのはなんだろう。基礎的な知識とか情報収集能力とか?
他の分野はどうなのであろうか?
・実験(sequencing reprobeしたmembraneのwestern)
・食事
-------------------------------------------------------
pSilencerのconstructionなのですが、設計したprimerが悪かったのかsequenceが読めないという事態に。とりあえずreverseのprimerも設計しておいたのでそれを使って読んでみることに。
意外とoligoをそのままligationするのもカットチェックできないとかデメリットあるなあ。。。
-----------------------------------------------------
先日から行っているA⇔B⇔Cの実験。IP-Western(Aで落としてCで見る)で結合を確認したいのだけれど、今日も失敗。そりゃそうか。基本的にαとβが結合するとして、αで落としてβで見ようとした場合、用いた1/10くらいしか結合になって見えてこないというのだから、今回の実験のように3つの蛋白質を用いた場合、1/10*1/10で存在する1/100くらいしか見えてこない勘定になるわけで、見えないというのも道理。
この解決策として過剰量のBを用い、その結合を確認することにした。言ってみれば苦肉の策。vivoの生体内の反応ではなく、vitroの試験管内での結合実験となってしまうために説得力は弱くなってしまうけれど、見えないよりはよいかと。そんなわけでBにHis-tagを結合させて大腸菌で大量精製させるようなconstructを設計して完成しました。来週実際に発現させて結合実験に用いてみようと思った所存。
(・・・つーか、HA-Cの発現量が弱すぎる!これがなんとかなれば問題は一気に解決するのに。)
-----------------------------------------------------
今日、家に帰るとき、一緒に電車に乗り合わせた同僚のM1とぼくの研究室で行っているような研究を行う研究者にとって必要な能力とは何か?という話題になった。
その結果。
1.精密性
(実験を精密に行うことができること。)
2.構成力
(出た結果を考察してその結果を発展させるような実験を組んだり、モデルをきちんと組むことができること。)
3.根気
(よい結果が出なくとも切れずに忍耐強く実験を行うことができること。あとスタミナ豊富かどうかも。)
4.運
(一番重要。けれどこの要素はモノにしようと思ってできるものではない。)
後、思いつくのはなんだろう。基礎的な知識とか情報収集能力とか?
他の分野はどうなのであろうか?
83日目。
2002年11月7日今日の予定
・実験(seqenceing transfection 免疫沈降)
-------------------------------------------------------
先日から行っていたconstructionで、GFP-Aが完成したのでいろいろな条件でtransfectionして免疫染色を行い、AとBとCの局在を観察してみた。
用いたconstruct
A:GFP-A
B:HA-B
C:DsRed-C
Aのみを発現させた場合→Aはcytosolに局在
AとCを発現させた場合→Aはmainはendosomeにsubでcytosolに局在
AとBとCを発現させた場合→Aはほぼ完全にendosomeに局在
AとBを発現させた場合→mainはcytosolにsubでendosomeに局在
(Bの局在:cytosolとnucleus)
(Cの局在:endosome)
いちおうモデルとしては
A⇔B(dimer)B⇔C
みたいなのを考えてるのだけど、Bの局在がなあ・・・。
とりあえずCおよびAにおけるBとのbinding siteを確定させてその部位を欠落させたconstructを用いてdominant negativeを行ってみるしかないか。。。
まあ、とりあえず、悲観すべき結果ではなかったのでそれはそれでよしとしよう。すくなくともこのネタで修論は書けそうな気がしてきたし。
・実験(seqenceing transfection 免疫沈降)
-------------------------------------------------------
先日から行っていたconstructionで、GFP-Aが完成したのでいろいろな条件でtransfectionして免疫染色を行い、AとBとCの局在を観察してみた。
用いたconstruct
A:GFP-A
B:HA-B
C:DsRed-C
Aのみを発現させた場合→Aはcytosolに局在
AとCを発現させた場合→Aはmainはendosomeにsubでcytosolに局在
AとBとCを発現させた場合→Aはほぼ完全にendosomeに局在
AとBを発現させた場合→mainはcytosolにsubでendosomeに局在
(Bの局在:cytosolとnucleus)
(Cの局在:endosome)
いちおうモデルとしては
A⇔B(dimer)B⇔C
みたいなのを考えてるのだけど、Bの局在がなあ・・・。
とりあえずCおよびAにおけるBとのbinding siteを確定させてその部位を欠落させたconstructを用いてdominant negativeを行ってみるしかないか。。。
まあ、とりあえず、悲観すべき結果ではなかったのでそれはそれでよしとしよう。すくなくともこのネタで修論は書けそうな気がしてきたし。
81日目。
2002年11月5日今日の予定
・実験(Western blotting・朝から夜まで lysate回収→免疫沈降・18時頃から 免疫染色用サンプルEGF刺激→固定→blocking・17時頃から)
・セミナー実験報告(M2+D3)
・抗体作成用ウサギ到着
-------------------------------------------------------
GST pull downを行い、サンプルを用意し、SDS-PAGEを行おうとゲルを作っていたのだが、stacking gelというアクリルアミドの濃度のうすいゲルをつくったつもりが15分たっても固まらず、何故か白濁。
M1にもなってゲルも満足に作れないとは。。。
反省。
あまりにやる気をなくしたので、transformationのみしか実験は行いませんでした。
-----------------------------------------------------
家に帰ろうとして気づいたこと。
新しいvectorであるpSilencerのinsertがきちんと入ったかを確認するためにsequenceを読むためのprimerを発注し忘れてました。
昨日、transformationしたので明日miniprep。明後日sequence確認。
今日発注したらなんとか間に合うと思われる。。。
-----------------------------------------------------
延べ2000人以上の方に感謝。
・実験(Western blotting・朝から夜まで lysate回収→免疫沈降・18時頃から 免疫染色用サンプルEGF刺激→固定→blocking・17時頃から)
・セミナー実験報告(M2+D3)
・抗体作成用ウサギ到着
-------------------------------------------------------
GST pull downを行い、サンプルを用意し、SDS-PAGEを行おうとゲルを作っていたのだが、stacking gelというアクリルアミドの濃度のうすいゲルをつくったつもりが15分たっても固まらず、何故か白濁。
M1にもなってゲルも満足に作れないとは。。。
反省。
あまりにやる気をなくしたので、transformationのみしか実験は行いませんでした。
-----------------------------------------------------
家に帰ろうとして気づいたこと。
新しいvectorであるpSilencerのinsertがきちんと入ったかを確認するためにsequenceを読むためのprimerを発注し忘れてました。
昨日、transformationしたので明日miniprep。明後日sequence確認。
今日発注したらなんとか間に合うと思われる。。。
-----------------------------------------------------
延べ2000人以上の方に感謝。
78日目。
2002年11月2日今日の予定
・実験(transformation・朝 sequencing・朝 細胞継代・昼 QIAGEN midiprep・昼過ぎ lysate回収→GST-pulldown・15:00〜 QIAGEN済みvector digestion transformation済みplate回収→植菌・夜)
-------------------------------------------------------
昨日の出来事
朝、家を出る前に、少し気になって今日のニュースを見ようとPCを起動。
すると、
「松井FAでメジャーへ」
ショックです。急いでテレビをつけると、会見が。
ふらふらしながら、それでも研究室に実験が待っているので、出かけることに。いつもぼくは音楽を聴きながら歩くのであるが、このとき流れてきた曲。Bonnie Pinkの「Maze of Love」
あかん。泣きそう。このタイミングでこの曲はまずいです。
-----------------------------------------------------
研究室へ到着して、見渡す。誰もこのニュースのことを話題にはしていない。興味の無いということ。ぼくだけが研究室の自分のPCで松井の一問一答を見ながら胸を熱くしている。
さよなら。の一言。ぼくはただの野球ファン(巨人ファン)でしかなく。それでいて割り切れない気持ち。
-----------------------------------------------------
とりあえず、同じ野球ファンであるはずの妹の携帯にメールを送ってみる。
> 少し長文になりそうなので、PCから送ります。・・・
妹からの返信。
> 私はね、ううん。我が家はね、すごくショックを受けてるよ。(ToT)・・・
そのコンセンサスにすこしほっとする。(けれど実験は失敗する。がっくりくる。)
-----------------------------------------------------
24時15分。帰宅。スポーツニュースを見る。
朝、ほとんど見ることのできなかった会見。
笑顔無し。若干潤みがちな目。(もちろん原監督は泣いている。)
割り切れない気持ちは消えないけれど。応援しよう。それだけは言える。松井のファンであることは変わらないのだから。
・実験(transformation・朝 sequencing・朝 細胞継代・昼 QIAGEN midiprep・昼過ぎ lysate回収→GST-pulldown・15:00〜 QIAGEN済みvector digestion transformation済みplate回収→植菌・夜)
-------------------------------------------------------
昨日の出来事
朝、家を出る前に、少し気になって今日のニュースを見ようとPCを起動。
すると、
「松井FAでメジャーへ」
ショックです。急いでテレビをつけると、会見が。
ふらふらしながら、それでも研究室に実験が待っているので、出かけることに。いつもぼくは音楽を聴きながら歩くのであるが、このとき流れてきた曲。Bonnie Pinkの「Maze of Love」
あかん。泣きそう。このタイミングでこの曲はまずいです。
-----------------------------------------------------
研究室へ到着して、見渡す。誰もこのニュースのことを話題にはしていない。興味の無いということ。ぼくだけが研究室の自分のPCで松井の一問一答を見ながら胸を熱くしている。
さよなら。の一言。ぼくはただの野球ファン(巨人ファン)でしかなく。それでいて割り切れない気持ち。
-----------------------------------------------------
とりあえず、同じ野球ファンであるはずの妹の携帯にメールを送ってみる。
> 少し長文になりそうなので、PCから送ります。・・・
妹からの返信。
> 私はね、ううん。我が家はね、すごくショックを受けてるよ。(ToT)・・・
そのコンセンサスにすこしほっとする。(けれど実験は失敗する。がっくりくる。)
-----------------------------------------------------
24時15分。帰宅。スポーツニュースを見る。
朝、ほとんど見ることのできなかった会見。
笑顔無し。若干潤みがちな目。(もちろん原監督は泣いている。)
割り切れない気持ちは消えないけれど。応援しよう。それだけは言える。松井のファンであることは変わらないのだから。
77日目。
2002年11月1日今日の予定
・実験(western blotting miniprep)
-------------------------------------------------------
研究室へ行き、その日一日の実験スケジュールを頭の中に思い浮かべるとき、なにかの弾みで全てが組み込まれないことがある。
多いのが細胞のlysate回収である。transfection48時間後に回収をしなければならない(その時間帯がいちばん発現量が安定しているらしい)のであるが、たまに忘れそうになる。
1時間はかかる作業であるため、夜9時くらいに気づいたときはかなり憂鬱になりながらも、とぼとぼとインキュベーターに向かわざるを得ない。
----------------------------------------------
一昨日は飲み会であった。10月から新しく来た2人のドクターの歓迎会。
1人は以前に書いたことのある留学生(D1)。もう1人は、5月から来た助手が見ていた教え子(D2)である。
基本的に、うちの研究室では飲み会関連の幹事はM1が担当することになっているのだが、今年度の飲み会はぼくがやることに決まっている。そもそもあまり出歩かない人間がこんな役目を背負わされるのは不合理だとは思うのだが、決まったことであるし、去年お弁当係をやらなかったので仕方ない。
幹事として一番困る仕事は店を決めることである。研究室の中に、一度行った店には行くことは出来ないという不文律があるためだ。今回は楽に決まったので、この作業に煩わされることは無く、飲み会自体もつつがなく終了。ただ、問題は生じた。幹事さま無料券を使い忘れたことである。朝、研究室へついてかばんのなかを見たときの戦慄。
ぼくは無言でゴミ箱へその紙を捨てた。
・実験(western blotting miniprep)
-------------------------------------------------------
研究室へ行き、その日一日の実験スケジュールを頭の中に思い浮かべるとき、なにかの弾みで全てが組み込まれないことがある。
多いのが細胞のlysate回収である。transfection48時間後に回収をしなければならない(その時間帯がいちばん発現量が安定しているらしい)のであるが、たまに忘れそうになる。
1時間はかかる作業であるため、夜9時くらいに気づいたときはかなり憂鬱になりながらも、とぼとぼとインキュベーターに向かわざるを得ない。
----------------------------------------------
一昨日は飲み会であった。10月から新しく来た2人のドクターの歓迎会。
1人は以前に書いたことのある留学生(D1)。もう1人は、5月から来た助手が見ていた教え子(D2)である。
基本的に、うちの研究室では飲み会関連の幹事はM1が担当することになっているのだが、今年度の飲み会はぼくがやることに決まっている。そもそもあまり出歩かない人間がこんな役目を背負わされるのは不合理だとは思うのだが、決まったことであるし、去年お弁当係をやらなかったので仕方ない。
幹事として一番困る仕事は店を決めることである。研究室の中に、一度行った店には行くことは出来ないという不文律があるためだ。今回は楽に決まったので、この作業に煩わされることは無く、飲み会自体もつつがなく終了。ただ、問題は生じた。幹事さま無料券を使い忘れたことである。朝、研究室へついてかばんのなかを見たときの戦慄。
ぼくは無言でゴミ箱へその紙を捨てた。
74日目。
2002年10月29日今日の予定
・実験(transfection construction western)
-------------------------------------------------------
数日前、ベッドの中でまどろみながら枕もとへ手を伸ばすと、そこにはある本が転がっていた。司馬遼太郎の「功名が辻」。どこか旅行へ行こうと思って買った本なのだが、そのまま置きっぱなしになっていたもの。気が向いたので読んでみた。
なかなかに面白い。特別な才覚のない山内伊右衛門一豊が妻の千代の力によって土佐22万石の大名に成り上がる話。
同じく才覚の乏しいぼくにとって、「勝ち馬に乗る」までの「未来の勝ち馬を如何にして見つけて離さないか」ということと、「火中の栗を拾う」ような大博打を成功させることができるかということを教唆させられる内容なのでした。
-----------------------------------------------------
研究室でふと考えた。「熟女」は何歳からなのかと。
その場にいた2人の4年生に聞いてみた。あまり有効な回答は得られなかったが、そのうちのひとりから45歳からという基準が示された。
ぼくがその時考えたいたのは「30歳」くらいからかなあというものだったので、そのギャップに内心ひどく驚いてた。そのことを伝えると、「そんなことを言うと殴られますよ。」と返された。
そうなのだろうか?むしろある種の色気を持つようになる時点がその呼び名を用いるときだと思っていたので、彼らとの溝を埋めることはできなかった。
家に帰るとき、2人の女の子のM1と一緒になった。彼女たちに聞いても明確な基準は示されない。ただ、あることを示唆した。「熟女」の男性側における対義語はなんなのかと。なるほど。ぼくは思った。「ダンディー」ではないの?3人の意見は一致した。
ということは、「熟女」とはなれる人となれない人に分かれてしまうものなのだろうか?謎は深まってゆく。
・実験(transfection construction western)
-------------------------------------------------------
数日前、ベッドの中でまどろみながら枕もとへ手を伸ばすと、そこにはある本が転がっていた。司馬遼太郎の「功名が辻」。どこか旅行へ行こうと思って買った本なのだが、そのまま置きっぱなしになっていたもの。気が向いたので読んでみた。
なかなかに面白い。特別な才覚のない山内伊右衛門一豊が妻の千代の力によって土佐22万石の大名に成り上がる話。
同じく才覚の乏しいぼくにとって、「勝ち馬に乗る」までの「未来の勝ち馬を如何にして見つけて離さないか」ということと、「火中の栗を拾う」ような大博打を成功させることができるかということを教唆させられる内容なのでした。
-----------------------------------------------------
研究室でふと考えた。「熟女」は何歳からなのかと。
その場にいた2人の4年生に聞いてみた。あまり有効な回答は得られなかったが、そのうちのひとりから45歳からという基準が示された。
ぼくがその時考えたいたのは「30歳」くらいからかなあというものだったので、そのギャップに内心ひどく驚いてた。そのことを伝えると、「そんなことを言うと殴られますよ。」と返された。
そうなのだろうか?むしろある種の色気を持つようになる時点がその呼び名を用いるときだと思っていたので、彼らとの溝を埋めることはできなかった。
家に帰るとき、2人の女の子のM1と一緒になった。彼女たちに聞いても明確な基準は示されない。ただ、あることを示唆した。「熟女」の男性側における対義語はなんなのかと。なるほど。ぼくは思った。「ダンディー」ではないの?3人の意見は一致した。
ということは、「熟女」とはなれる人となれない人に分かれてしまうものなのだろうか?謎は深まってゆく。
73日目。
2002年10月28日今日の予定
・実験(western blotting construction)
-------------------------------------------------------
ひさびさの日記になります。日記を休んでいる間、何度か書こうと試み、実際文章を書いたりもしたのですが、結局UPしませんでした。まあ、平凡な生活の中にも忙しいときがあるのです。
-----------------------------------------------------
で、連続記録は途切れてしまったので、気が向いたときに不定期に書くことにします。(日記を)
-----------------------------------------------------
とりあえず、現在の仕事。
・pDsRedおよびpEGFPへのconstruction
・抗体作製(rabbit)
・pSilencerを購入したので、RNAiを大々的にやってみる。(これは、まさにはやりの実験になるはずなのでかなり楽しみ。)
・A⇔B⇔Cの共沈実験をなんとかする。
こんなところ。とりあえず年内に抗体以外の項目を終わらせたい所存。でもってなんとか来年の春までには形にしたい希望。
-----------------------------------------------------
・実験(western blotting construction)
-------------------------------------------------------
ひさびさの日記になります。日記を休んでいる間、何度か書こうと試み、実際文章を書いたりもしたのですが、結局UPしませんでした。まあ、平凡な生活の中にも忙しいときがあるのです。
-----------------------------------------------------
で、連続記録は途切れてしまったので、気が向いたときに不定期に書くことにします。(日記を)
-----------------------------------------------------
とりあえず、現在の仕事。
・pDsRedおよびpEGFPへのconstruction
・抗体作製(rabbit)
・pSilencerを購入したので、RNAiを大々的にやってみる。(これは、まさにはやりの実験になるはずなのでかなり楽しみ。)
・A⇔B⇔Cの共沈実験をなんとかする。
こんなところ。とりあえず年内に抗体以外の項目を終わらせたい所存。でもってなんとか来年の春までには形にしたい希望。
-----------------------------------------------------
68日目。
2002年10月23日今日の予定
・実験(sequencing 昨日のwesternのreprobe)
・セミナー(実験報告・M2+自分)
-----------------------------------------------
・実験(sequencing 昨日のwesternのreprobe)
・セミナー(実験報告・M2+自分)
-----------------------------------------------
66日目。
2002年10月21日今日の予定
・免疫沈降
・実験報告の資料作り
-------------------------------------------------------
・免疫沈降
・実験報告の資料作り
-------------------------------------------------------
65日目。
2002年10月20日今日の予定
・実験報告資料準備
-----------------------------------------------
昨日は、実験予定がtransfectionのみだったので、15時ごろ起床。そのまま家でだらだらしていたところ、18時過ぎに部活の先輩から電話がかかってきた、
「飲んでるんだけど、来る?」
・・・こういうときに限って、こういうお誘いがかかるものである。transfectionをしておかないと次の実験報告までにwesternのデータが載せられない。泣く泣く断る。
-----------------------------------------------------
・実験報告資料準備
-----------------------------------------------
昨日は、実験予定がtransfectionのみだったので、15時ごろ起床。そのまま家でだらだらしていたところ、18時過ぎに部活の先輩から電話がかかってきた、
「飲んでるんだけど、来る?」
・・・こういうときに限って、こういうお誘いがかかるものである。transfectionをしておかないと次の実験報告までにwesternのデータが載せられない。泣く泣く断る。
-----------------------------------------------------
64日目。
2002年10月19日今日の予定
・実験(transfection)
・実験報告の資料作り
・今後の方針検討
・学祭らしい
-------------------------------------------------------
生化学会から帰ってきたので、簡単な軌跡を述べようかと思う。
----------------------------------------------
学会初日(14日)
この日のプログラムを見るにつけ、ほとんど興味が湧かないことは必至。よって、この日は休養日に設定。
ゆっくりしていると、同僚M1から10時過ぎメールにて入電。
「京都に到着したり。清水寺を攻略中。」
その手があったか。ぼくも京都攻略作戦(観光)に合流することに。
13時半に四条で合流。昼食をとりながら銀閣寺に行ってみることに決定。しかし、銀閣寺に行った後、二人とも人の多さに疲れ果て、鴨川で1時間ほど惚け、食事をして帰宅。
結論として、普段遊びなれてない人間が急に歩き回るのは無理ということ。
----------------------------------------------
学会2日目(15日)
午前6時起床。きつい。しかし、8時過ぎからのモーニングレクチャーに出席するためには致し方ない時間設定。
が、しかし、20分ほど遅刻して会場に到着。田中先生のubiquitin談義を半分ほど聴き逃す。まあしかし、この前のオートファジー学会で聞いたのでよしとする。午前中は、そのままubiquitinに関してのシンポジウムを聞いて過ごす。
午後に入り、ノーベル賞受賞の田中さんの講演もあったのだが、ポスター会場へ向かう。何百とのポスターがある中で、興味があったのはふたつ。mammalianの培養細胞でRNAiを試して効果があったというポスターと、calcium ionophoreという細胞膜にカルシウムイオンを透過させる穴を開けるような薬剤を用いた実験を行ったポスター。軽く流す。
その後、企業ブースを巡り、試供品と粗品を集める。冷静に考えるとくだらない品物ばかりなのだが、熱病に冒されたがごとくかき集める。
食事を終え、ラボのOBがポスドクとして働いているラボを表敬訪問した。その大学は割と近く。アポイントメントをあらかじめ取っておいたため快く迎えてくれる。そのラボではショウジョウバエを実験道具として用いており、ぼくのラボとは少々趣きを異にする。割と簡単にトランスジェニックな個体をつくることができるらしいのだが、そのインジェクションをかけた個体を培養細胞のようにストックすることはできないため(培養細胞はDMSOを混ぜた倍地中で-150℃でストックできる)、定期的(2〜3週間)に継代しなければならないらしい。その点では大変そうだ。いや、その点以外でもあまりハエはやりたくない。
2時間ほどお邪魔して、もう一度学会会場に戻り、ポスターセッションに参加する。ここで目的だった培養細胞中でのRNAiを効かせた実験を行ったポスターのもとに行く。するとやはり、かなりの人だかり。やはり、はやりの実験だけはある。
19時。学会会場を抜け、教授との待ち合わせ場所へ向かう。食事会。教授・先程のOB、M2、M1・2人の計5人。雰囲気のよい和食風居酒屋。思った以上に話が弾む。幸せな気分で家に帰る。
-----------------------------------------------------
・実験(transfection)
・実験報告の資料作り
・今後の方針検討
・学祭らしい
-------------------------------------------------------
生化学会から帰ってきたので、簡単な軌跡を述べようかと思う。
----------------------------------------------
学会初日(14日)
この日のプログラムを見るにつけ、ほとんど興味が湧かないことは必至。よって、この日は休養日に設定。
ゆっくりしていると、同僚M1から10時過ぎメールにて入電。
「京都に到着したり。清水寺を攻略中。」
その手があったか。ぼくも京都攻略作戦(観光)に合流することに。
13時半に四条で合流。昼食をとりながら銀閣寺に行ってみることに決定。しかし、銀閣寺に行った後、二人とも人の多さに疲れ果て、鴨川で1時間ほど惚け、食事をして帰宅。
結論として、普段遊びなれてない人間が急に歩き回るのは無理ということ。
----------------------------------------------
学会2日目(15日)
午前6時起床。きつい。しかし、8時過ぎからのモーニングレクチャーに出席するためには致し方ない時間設定。
が、しかし、20分ほど遅刻して会場に到着。田中先生のubiquitin談義を半分ほど聴き逃す。まあしかし、この前のオートファジー学会で聞いたのでよしとする。午前中は、そのままubiquitinに関してのシンポジウムを聞いて過ごす。
午後に入り、ノーベル賞受賞の田中さんの講演もあったのだが、ポスター会場へ向かう。何百とのポスターがある中で、興味があったのはふたつ。mammalianの培養細胞でRNAiを試して効果があったというポスターと、calcium ionophoreという細胞膜にカルシウムイオンを透過させる穴を開けるような薬剤を用いた実験を行ったポスター。軽く流す。
その後、企業ブースを巡り、試供品と粗品を集める。冷静に考えるとくだらない品物ばかりなのだが、熱病に冒されたがごとくかき集める。
食事を終え、ラボのOBがポスドクとして働いているラボを表敬訪問した。その大学は割と近く。アポイントメントをあらかじめ取っておいたため快く迎えてくれる。そのラボではショウジョウバエを実験道具として用いており、ぼくのラボとは少々趣きを異にする。割と簡単にトランスジェニックな個体をつくることができるらしいのだが、そのインジェクションをかけた個体を培養細胞のようにストックすることはできないため(培養細胞はDMSOを混ぜた倍地中で-150℃でストックできる)、定期的(2〜3週間)に継代しなければならないらしい。その点では大変そうだ。いや、その点以外でもあまりハエはやりたくない。
2時間ほどお邪魔して、もう一度学会会場に戻り、ポスターセッションに参加する。ここで目的だった培養細胞中でのRNAiを効かせた実験を行ったポスターのもとに行く。するとやはり、かなりの人だかり。やはり、はやりの実験だけはある。
19時。学会会場を抜け、教授との待ち合わせ場所へ向かう。食事会。教授・先程のOB、M2、M1・2人の計5人。雰囲気のよい和食風居酒屋。思った以上に話が弾む。幸せな気分で家に帰る。
-----------------------------------------------------
60日目。
2002年10月15日今日の予定
・学会2日目(8:00-)
・教授主催食事会
・研究室訪問
-------------------------------------------------
詳細は後日。
・学会2日目(8:00-)
・教授主催食事会
・研究室訪問
-------------------------------------------------
詳細は後日。
59日目。
2002年10月14日今日の予定
・学会1日目(←聞きたいものがないので行かない)
・京都観光
-------------------------------------------------
実家環境なので、詳細は後日。
・学会1日目(←聞きたいものがないので行かない)
・京都観光
-------------------------------------------------
実家環境なので、詳細は後日。
58日目。
2002年10月13日今日の予定
・primerを発注する
・クリアファイルを用意する
・実家(大阪)へ向かう
-------------------------------------------------------
昨日は、一昨日(11日)行ったminiprepのsequence確認とQIAGEN midiprep を行った。
-------------------------------------------------------
生化前の最後の実験ということ、さらにその実験自体が軽いものだというこ とで、気楽に「裏生化」に持っていくデータ作りに専念できた。
「裏生化」とは、本来の生化学会が行われている影で、共同実験者にある 実験のデータ(A⇔B⇔Cの相互作用)を見せることである。とりあえずA4で2 枚になった。(1枚はAとCのalignment。もう一枚はwesternのデータ)
免疫染色のデータはつけることはできなかったが、これで十分、AとBの抗 体もいただける展開にもっていけるはずだ。
-----------------------------------------------------
細胞も殺し、westernも終わり、使うべき細胞のlysateも使いきり、実験机も 掃除した。明日から休みなさいと言われても1ヶ月は休みつづけることので きる状態になった。かなりすがすがしい気分。ひさしぶりに、半年か1年ぶり くらいに実験のことが頭から消えた。9月の学会の時も同じような状態でで かけたはずなのだが、そのときとは違う解放感。
-----------------------------------------------------
生化学会の2日目(15日)のランチョンセミナーに先日ノーベル賞を受賞した 田中さんが講演することにもともとなっていたらしいが、この快挙を受け、会 場が500人収容の大部屋に変更。さらに特別講演がもう一回同じ日に開か れるらしい。
もちろん、見に行く予定。7000円払ったかいがあったというもの。ただ、同じ ことを考える人多数なはずなので、本当に講演にいけるのかどうかは未 定。
この田中さんは、そのノーベル賞のきっかけとなった発見に至る過程で2つ の失敗を犯したらしい。このニュースをネットでみた、ぼくの研究室の人たち は口をそろえて言った。「2回の失敗でノーベル賞を取れるなら何度今まで にとれることやら。」と。そんな幸運な失敗を手繰り寄せることも、ノーベル 賞クラスの偉大な発見に結びつくためのファクターなのだろう。一昨年同じく ノーベル賞を受賞した白川先生も、同じように触媒の条件を失敗したことか らノーベル賞に結びつく発見につながったそうだし。
単なる表面上の成功や失敗にとらわれてはならない。まあ、前に進もうとい う意思のないところには成功に出会うことはできないということは言えそう である。(それが本当に真実なのかはわからないが、そう思わないことに は、ぼくはもはや動くことはできない。)
----------------------------------------------
同じ研究室に、愛媛県松山市出身の4年生がいる。ぼくの実家は大阪だ が、小学校1年生途中から中学校1年生途中までの6年間を同じ松山市で 過ごしていたため、かなりローカルなポイントで話が合うことが多い。
先日11日、ちょうどそんな松山の話から、給食の話になった。当時、給食の スタイルは、アルミのお盆の上に、大きいおかず、小さいおかず、パン、そ れと三角パックの牛乳がセットになったものだった。ぼくは給食を愛してい た。(と、今になってみればそう感じる。)唯一、小さいおかずにたまに出て きたとじたまごはあまり好きではなかったが(それでも食べた)、結構まわり には不評だったコッペパンもむしゃむしゃと食べていた。時々出てくる六角 チーズや何かデザートがある日、休んだ人の分をジャンケンして分け合った り、急いで食べることでおかわりをしたりしたのだ。得てして、思い出は美化 されるものだが、この給食がどれほどまでのおいしさだったのか、ぼくに確 かめるすべは存在しない。ノスタルジーは加速するばかりだ。
・primerを発注する
・クリアファイルを用意する
・実家(大阪)へ向かう
-------------------------------------------------------
昨日は、一昨日(11日)行ったminiprepのsequence確認とQIAGEN midiprep を行った。
-------------------------------------------------------
生化前の最後の実験ということ、さらにその実験自体が軽いものだというこ とで、気楽に「裏生化」に持っていくデータ作りに専念できた。
「裏生化」とは、本来の生化学会が行われている影で、共同実験者にある 実験のデータ(A⇔B⇔Cの相互作用)を見せることである。とりあえずA4で2 枚になった。(1枚はAとCのalignment。もう一枚はwesternのデータ)
免疫染色のデータはつけることはできなかったが、これで十分、AとBの抗 体もいただける展開にもっていけるはずだ。
-----------------------------------------------------
細胞も殺し、westernも終わり、使うべき細胞のlysateも使いきり、実験机も 掃除した。明日から休みなさいと言われても1ヶ月は休みつづけることので きる状態になった。かなりすがすがしい気分。ひさしぶりに、半年か1年ぶり くらいに実験のことが頭から消えた。9月の学会の時も同じような状態でで かけたはずなのだが、そのときとは違う解放感。
-----------------------------------------------------
生化学会の2日目(15日)のランチョンセミナーに先日ノーベル賞を受賞した 田中さんが講演することにもともとなっていたらしいが、この快挙を受け、会 場が500人収容の大部屋に変更。さらに特別講演がもう一回同じ日に開か れるらしい。
もちろん、見に行く予定。7000円払ったかいがあったというもの。ただ、同じ ことを考える人多数なはずなので、本当に講演にいけるのかどうかは未 定。
この田中さんは、そのノーベル賞のきっかけとなった発見に至る過程で2つ の失敗を犯したらしい。このニュースをネットでみた、ぼくの研究室の人たち は口をそろえて言った。「2回の失敗でノーベル賞を取れるなら何度今まで にとれることやら。」と。そんな幸運な失敗を手繰り寄せることも、ノーベル 賞クラスの偉大な発見に結びつくためのファクターなのだろう。一昨年同じく ノーベル賞を受賞した白川先生も、同じように触媒の条件を失敗したことか らノーベル賞に結びつく発見につながったそうだし。
単なる表面上の成功や失敗にとらわれてはならない。まあ、前に進もうとい う意思のないところには成功に出会うことはできないということは言えそう である。(それが本当に真実なのかはわからないが、そう思わないことに は、ぼくはもはや動くことはできない。)
----------------------------------------------
同じ研究室に、愛媛県松山市出身の4年生がいる。ぼくの実家は大阪だ が、小学校1年生途中から中学校1年生途中までの6年間を同じ松山市で 過ごしていたため、かなりローカルなポイントで話が合うことが多い。
先日11日、ちょうどそんな松山の話から、給食の話になった。当時、給食の スタイルは、アルミのお盆の上に、大きいおかず、小さいおかず、パン、そ れと三角パックの牛乳がセットになったものだった。ぼくは給食を愛してい た。(と、今になってみればそう感じる。)唯一、小さいおかずにたまに出て きたとじたまごはあまり好きではなかったが(それでも食べた)、結構まわり には不評だったコッペパンもむしゃむしゃと食べていた。時々出てくる六角 チーズや何かデザートがある日、休んだ人の分をジャンケンして分け合った り、急いで食べることでおかわりをしたりしたのだ。得てして、思い出は美化 されるものだが、この給食がどれほどまでのおいしさだったのか、ぼくに確 かめるすべは存在しない。ノスタルジーは加速するばかりだ。
57日目。
2002年10月12日今日の予定
・western dataスキャナ―取り込み→「裏生化」プレゼン資料用意
・実験(QIAGEN midiprep sequencing western reprobe)
-------------------------------------------------------
不調である。実験にしても、論文を読むにしても、集中力が欠けている。数週間ほど実験の調子がよかっただけに、この現状が歯痒い。
-------------------------------------------------------
A⇔B⇔C、3種のco-transfectionで行っていた結合実験のwestern blottingによる結果が出た。その結果は、今までとは異なるものであった。
今までは
A・Cだけでは結合が検出されず、in vitroで精製したBを加えたときのみ、結合は検出されていたはずなのだ。
で、今回。
AとendogeniousなCだけで結合が検出されてしまいましたよと。
まあ、いずれにしてもAとCは何らかの条件下で結合することはわかるのだが、再現がとれないのはかなり痛い。しかも今すぐにでも追試を行いたいのに、こういうときにかぎって学会。帰ってきても実験報告。(さらに細胞も殺したのでいない。)
-----------------------------------------------------
免疫染色用のAのコンストラクト(pEGFPとpDsRedという、レーザーを当てると抗体を使わなくとも自ら発光する蛋白質が結合して発現するplasmid vector)は完成したっぽい。まだ完全なsequenceは読んでいないのだが、見切り発車で今日QIAGEN midiprepを行ってコンストラクトを大量精製する予定。
-----------------------------------------------------
reprobeをしているwesternのmembrane。2次抗体のwashをしているところで忘れて帰ってしまった。とりあえず低温室に置いておいてもらうように電話した。
2次抗体はがれてしまわないだろうか。心配。
-----------------------------------------------------
もうちょっと集中していこう。
・western dataスキャナ―取り込み→「裏生化」プレゼン資料用意
・実験(QIAGEN midiprep sequencing western reprobe)
-------------------------------------------------------
不調である。実験にしても、論文を読むにしても、集中力が欠けている。数週間ほど実験の調子がよかっただけに、この現状が歯痒い。
-------------------------------------------------------
A⇔B⇔C、3種のco-transfectionで行っていた結合実験のwestern blottingによる結果が出た。その結果は、今までとは異なるものであった。
今までは
A・Cだけでは結合が検出されず、in vitroで精製したBを加えたときのみ、結合は検出されていたはずなのだ。
で、今回。
AとendogeniousなCだけで結合が検出されてしまいましたよと。
まあ、いずれにしてもAとCは何らかの条件下で結合することはわかるのだが、再現がとれないのはかなり痛い。しかも今すぐにでも追試を行いたいのに、こういうときにかぎって学会。帰ってきても実験報告。(さらに細胞も殺したのでいない。)
-----------------------------------------------------
免疫染色用のAのコンストラクト(pEGFPとpDsRedという、レーザーを当てると抗体を使わなくとも自ら発光する蛋白質が結合して発現するplasmid vector)は完成したっぽい。まだ完全なsequenceは読んでいないのだが、見切り発車で今日QIAGEN midiprepを行ってコンストラクトを大量精製する予定。
-----------------------------------------------------
reprobeをしているwesternのmembrane。2次抗体のwashをしているところで忘れて帰ってしまった。とりあえず低温室に置いておいてもらうように電話した。
2次抗体はがれてしまわないだろうか。心配。
-----------------------------------------------------
もうちょっと集中していこう。
56日目。
2002年10月11日今日の予定
・実験(miniprep western blottingのつづき)
-------------------------------------------------------
昨日は、western blottingをするだけの一日でした。(実験的には。)
-------------------------------------------------------
22時ごろ、M1のひとのシンポジウム発表練習を見た。たぶん、年齢的には一回りは違うであろう人たちに混じって彼女が発表するのはなかなかありえないことであり、ぼくは尊敬の念を抱くのである。
ただ、powerpointのfigが気に入らなかったので、ダメ出しもしておいた。
-------------------------------------------------------
データがいまいち。どうしよう。
・実験(miniprep western blottingのつづき)
-------------------------------------------------------
昨日は、western blottingをするだけの一日でした。(実験的には。)
-------------------------------------------------------
22時ごろ、M1のひとのシンポジウム発表練習を見た。たぶん、年齢的には一回りは違うであろう人たちに混じって彼女が発表するのはなかなかありえないことであり、ぼくは尊敬の念を抱くのである。
ただ、powerpointのfigが気に入らなかったので、ダメ出しもしておいた。
-------------------------------------------------------
データがいまいち。どうしよう。